2023年
市道福田線(下福田橋)橋梁補修設計業務委託
ボーリング調査
地盤の性質や構造を把握するために地面に孔を掘り、土や岩石の試料を採取・分析する調査です。
地面に円筒形状の孔をあけて、一般的に深さ1mごとに標準貫入試験(N値という強度の計測)を実施して土のサンプルを採取します。これによって、掘っている部分の土質や強度が判断できます。
仮設モノレール設置
地質調査に必要な重機やボーリング機材などの資機材を運搬するために、現場に一時的にモノレールを設置します。 山間部や傾斜地など、車両や人力での運搬が困難な場所で、安全かつ効率的に機材を搬入・搬出するために仮設モノレールが必要になります。
試験
設計に必要な定数を設定するため、現場試験(標準貫入試験、現場透水試験、平板載荷試験など)、室内試験(粒度試験、含水比試験、密度試験など)をおこないます。
試掘
地中に埋設されている地下埋設物の位置、状態を確認するため、試掘をおこない埋設物を掘り出して確認をおこないます。確認した地下埋設物の位置、状態は図面などに整理し、設計に使用します。
解析
調査結果、試験結果、地質図などから、どのような地質であるかを推定し、地質構成の判定をおこないます。地質の層厚やどのような地質か特性などを整理し、設計に必要になる土質定数を設定して、工学的な問題を定量的に検討します。