水を極めて未来へつなぐ

業務概要

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 国土交通省が定める建設コンサルタント業務の分類別21部門のうち、主に道路・下水道・上水道及び工業用水道分野の社会資本整備に関する企画、立案、調査等の一連の技術サービスをおこなう技術者集団で、今日に至る豊かな国民生活や経済活動の実現に大きく貢献してきました。しかし、昨今の気候変動の増大により台風や集中豪雨による災害が頻発し、国民が安全で安心して暮らせる国土整備や大規模地震に備えた情報防災などのソフト対策が新たな課題となっています。

     

三次元CADによる詳細図面           解析ソフトによる災害対策

道路関連業務

一般構造物詳細設計業務

地域高規格道路山口宇部小野田連絡道路を構成する路線である主要地方道山口宇部線が中国縦貫道に接続する箇所において、CランプとLランプが交差するCランプBOX及び付替え市道とLランプが交差する市道BOXの函渠工詳細設計を実施したものです

 

 

 

道路設計業務(道路予備・詳細設計、一般構造物予備・詳細設計)

p04_・単独道路改良事業を実施するために必要な基準点測量、地形測量、用地測量、道路予備設計を行なったものです。想定されるルートを4案選出し比較検討を行った結果、推奨案を提案し、斜め写真による推奨ルート概略図を作成しました。
・ルート決定後、地元説明会を実施し出された意見を反映するため、別業務にて道路詳細設計、一般構造物予備設計(擁壁予備設計、法面工予備設計)一般構造物詳細設計(大型ブロック積擁壁詳細設計、法面工詳細設計、落石防護柵詳細設計)落石分布調査、用地測量を実施したものです。

道路付属構造物点検業務

種々の点検業務
 本業務は、山口河川国道事務所管内の道路付属物の点検を行ったもので、「道路照明施設」「道路標識」「道路情報提供装置及び道路情報収集装置(道路情報板、CCTV、ビーコン、車両感知器、温度表示板、警報板等)」「高さ制限装置」「横断歩道橋」「遮音壁」「遮光フェンス」「遮断機」等の状況を把握し、利用者被害の可能性のある道路付属物を補修又は撤去するなどの処置を講ずるために点検を実施したものです。

 

 

 

 

新技術の活用例

モービルマッピングシステム(MMS)
NETIS登録KK-090011を利用
⇒現地踏査(保安施設計画)
計画書作成時に利用

 

※点群データ(3次元)の利用による支障物までの距離を計測できる。

 

 

 

 

 

 

雨水貯留施設設置に伴う測量設計業務

自然流下式雨水地下貯留槽の設置状況(H28年度)

p08_1  近年、局地的なゲリラ豪雨などによる浸水被害が多く発生しており、下水道事業により整備を行う雨水排水路ではこれらの豪雨に対応しきれない事象が確認されています。 このような背景の中、浸水被害を軽減する目的で現況水路及び計画排水路に近接して貯留施設を築造する計画を立案したものです。洪水調節方式としては、大雨時に一定量を貯留施設に貯留させる方式とし、自然流下式雨水地下貯留槽(二次製品)を採用しました。 本業務は、貯留施設設置及び函渠敷設にかかわる測量、調査及び設計を行ったもので、貯留施設設計については、施設の構造形式、流下方式、環境対策、土地利用等の検討を行った後、詳細設計を実施したものです

下水道関連業務

シールド工法設計業務

p09_国道9号線沿いに汚水幹線を計画するに当たり、国道への影響を抑えるため、ミニシールド工法を採用しました。
国道9号線は交通量が非常に多く、道路沿いには発進基地として適した空地などもありませんでした。小口径管推進工法やセミシールド工法では、道路上に発進基地を複数設け、長期間占用する必要があり、採用は困難でした。また、土質条件も硬質な岩盤層を含んでおり、推進工法での施工は、経済性や施工のリスクの高いものでした。

下水道管路長寿命化設計業務

p10下水道管路は経年及び硫化水素による劣化が生じており、放置した場合には道路陥没を引き起こす要因となり、非常に危険です。
そのため、既設管に対して改築・更新(管更生工法・改築推進工法・布設替え)が必要となっています。
長寿命化業務では、既設管の損傷状態、周辺の地下埋設物、交通状況などの諸条件を考慮し、適した工法を選定する必要があります。

 

 

流出解析(シミュレーション)業務

p11 近年、局地的なゲリラ豪雨などによる浸水被害が多く発生しており、浸水被害が多発しています。現況水路網に対してシミュレーションを行うことで現況水路網のウィークポイントを明らかにし、対策方法や優先順位の検討に役立てることができます。また、二次元解析を行うことで、地形に対する浸水範囲、流速、水深等を可視化することが可能となり、ハザードマップや避難経路の選定資料として有効なソースとなります。雨水の流出解析を行う場合には、現場の調査(地盤高・現況水路等)を行い、現状に則した区画割の見直しや流下方向を把握した上で、モデル化を行います。 シミュレーションは、降雨によるものだけではなく、ため池や河川堤防の決壊による氾濫解析も可能です。

 

 

 

 

p12

洪水解析システム

 

 

 

 設計を行うためには、まず図面が必要です。基本となる公共測量を行い、必要に応じて調査にも使用します。また、既存ストックの有効活用が着目される中、測量業に求められる内容もまた多様化してきており、技術的にも高度なものに対応するため当社では、コンクリートひび割れ調査「クラックスケール内蔵光波測量器を用いたひび割れ計測システム(KUMONOSU)」を導入しています。

 

  

道路幅員調査状況(1)                     道路幅員調査状況(2)

   

基礎調査実施状況                        基準点測量実施状況

  

仮BM設置測量実施状況                災害対応

GPS測量

 

クラックの位置・長さ・幅はすべて座標管理される。
クラックの表現も3D可能。経年変化を比較するにも有効である
ーーKUMONOSシステム (観測SET-KKS データ処理KUMONOS解析)ーー

 

 

 下水道、雨水地下貯留施設や道路などを築造するには、その構造物の安全性を確保するため、壊れたり沈下して傾いたりしないように地盤特性を十分に調べることが重要となります。地盤が軟弱なところや傾斜地などに構造物をつくらざるを得ない場合が多く、地質構造・基礎地盤(土又は岩の工学的性質)など専用の機械器具を用いて調査・計測を行います。業務によっては、その結果を解析・判定し、設計・施工管理のための資料を整理します。

ボーリング調査

 

 

 

 

 

仮設モノレール設置状況

 

 

 

 

 

検尺状況

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